バスキア展
2019年に東京の森アーツセンターギャラリーでおこなわれた「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」は、日本で初めておこなわれたバスキアの大規模展とあって、大きな注目を集めました。世界各地から集められたバスキアの作品は80点にも及び、そのなかにはZOZO前社長前澤友作氏が所有する「Untitled」も含まれていました。前澤氏はこの作品をなんと約123億円で落札したと言われています。
天才と言われたバスキア
バスキアは、ニューヨークで生まれたモダンアートの巨匠です。27歳の若さで亡くなったため、実質10年程度の活動期間ながら、3000点以上のドローイングと、1000点以上の絵画を世に残しています。白人の文化であったアートという世界に、黒人として切り込んでいった最初のアーティストであり、今でも天才として語り継がれる存在なのです。